五島倶楽部通信

ここにある、大切に守り伝えたい宝物


浜口水産では、商品だけでなく、その名前からも五島らしさを感じられるよう、一部の詰合わせ商品の名前に、教会と土地の名前を使わせて頂いています。
長崎県・五島列島には数多くの教会堂が各地にあり、今も祈りの場として、暮らしの中に息づき、五島の美しい風景の一つとしても根付いています。
過去、当誌では「五島歳時記」で島の風景を、「しまびと」では島で活躍する人々を、浜口水産が皆様に伝えたい、五島の宝物として紹介してまいりました。
そして、46号より新たに、島の教会堂を紹介しております。



五島倶楽部通信 第五十

号表

【旧五輪教会堂(きゅうごりんきょうかいどう)】
福江島のすぐ北隣にある久賀島。この島の東部の小さな入 江にひっそりと旧五輪教会堂が建っています。
木造瓦葺平屋建ての外観は、和風建築そのものですが、内部に入るとゴシック様式の祭壇やリブ・ヴォールト天井など、本格的な教会建築 で、現存する明治初期の教会堂としては五島市の中で最も古い物です。江戸時代の1797年遺構、久賀島に長崎県外海地区の潜伏キリシタンが移住を元、キリシタン集落ができましたが、明治元 年以降キリシタン迫害が始まります。
その後禁教が解かれた後の明治14年に、浜脇教会堂として同島内の浜脇地区に建てられました。(実はこの建物が、現在の旧五輪教会堂なのです。)浜脇教会堂は次第に増加した信徒を収容す るのに手狭になり、老朽化も重なり、新しい教会堂を造るため解体することになりました。しかし、五輪の地に教会堂をと、五輪地区の信徒達の熱い望みを受けて、教会堂は現在の場所に移築 を果たしました。以後50年間、信徒たちの祈りの場として在り続けた教会堂ですが、またしても老朽化により新しい教会堂建築の話が持ちあがります。しかしここでもまた、貴重な文化財とし ての価値あるものを守ろうという熱い想いを受けて、新しい教会堂を隣接することで解体を逃れ現在に至っています。
「大切なものを守りたい」というたくさんの人々の想いを受け、2度の解体を逃れた旧五輪教会堂。世界文化遺産の暫定リスト入りしている『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』の構 成資産候補の一つにもなっています。

※見学は長崎の教会群インフォメーションセンターへの事前連絡が必要です 。

-- 交通 ---------------------------------------------------
久賀島へのアクセス
福江港~田の浦港:780円(約20分)
奥浦港~田の浦港:490円(約19分)
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五島倶楽部通信 第五十号裏

【釣って、捌いて、擦って、練って】
「五島こども大学」第2回講義にて、当社専務が講師をつとめました
先ずは座学講義を行った後に早速富江の漁港へ。「さかな、釣れるかな...」という心配をよそに、アジがいっぱい釣 れました。そしてその場で頭をちぎり、内蔵を出し、皮をはぐ。を繰り返します。最初は、グロい!と言っていた子が、しばらくすると平気でアジを捌いていました。
その後浜口水産キ ッチンに移動し、アジの身を擂り鉢に入れてひたすらスリスリ。練りあがったら、椿油で焼き上げて、できたてのすり身揚げをホフホフしました。
【五島こども大学】
こどもたちは、大きくなると、進学のために島を出て行きます。もちろん都会でたくさんのことを学ぶのは大事。
でも、五島でしか学べない、大事なこ ともあるはず。
自然、人、土地、将来の仕事のこと。
五島には大学がないけど「大きいことを学んだなあ」といつかみんなが実感できるように。
そんな気分ではじめてみます、五島こども大学。

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